悲しみの大きさ

 この3月に父親が亡くなった。91歳の大往生だった。昨年12月に倒れて、もう危ないから帰るようにと言われて郷里に帰省して何とか持ち直して…というのを何回か繰り返して、3か月の入院の後、病院を転院した数日後に亡くなった。倒 […]

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知見を得るということ

「スター・ウォーズ」という映画が好きで、シリーズのほとんどを映画館で観た。1970年代後半から始まったシリーズ、面白くてはまった。2018年ころに観たのが最後だったかと思うが、そのときに違和感を持った。デススターや宇宙船 […]

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「平和の祭典」オリンピック、そして戦争があった日々

 パリオリンピックが終わった。競技以前に、既成概念にとらわれないフランスの演出が話題となり、開催中も何か斬新なオシャレなパフォーマンスが見られたようだ。オリンピックはスポーツの世界最高峰大会と認識している人は多いが、元来 […]

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「若者の死因の1位が自殺の国」

 7月21日 ちょっと驚くニュースを目にした。産経新聞の記事。 見出しは「広がる 若者の孤独死 3年間に 東京23区で742人確認、発見に死後 4日以上が 4割超 」。742人の死因は多くが自殺とみられるとのこと。3年で […]

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「共同親権」をめぐるドタバタの日々を振り返る

 2023年10月30日、「離婚後共同親権」から子どもを守る実行委員会の設立呼びかけの文書が、突然lineで届いた。「あまりにまずいのでこんな形になってきた」という言葉が添えられて。離婚後の共同親権を検討する法制審議会家 […]

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自分らしい人生を送るために!性同一性障害の人たちへの正しい理解が広まることを期待する

 昨年秋、最高裁で性別変更の手術要件めぐり特例法の規定は憲法違反という判断が下されたのは皆さん承知のことでしょう。法律の規定を最高裁が憲法違反と判断するのは戦後12例目というのも驚きでした。これはさて置き、最高裁判所大法 […]

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「朝のすれ違い」

  職場の近くに保育園がある。保育園を通り過ぎたところが職場だから、保育園に連れていく何組かの親子連れとすれ違う。そんな中にベビーカーを小走りに押していく母親がいた。  毎日精一杯やっていることが小走りから伝わってくる。 […]

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「政治が向ける被災地への眼差しとは」

 今日で能登半島地震から5か月が経過した。特に輪島市や珠洲市など奥能登の地域では高齢化や過疎化が進み、人手が足らず、十分な支援が行き届いていないと聞く。珠洲市にはかつて原発建設計画があったが、住民の反対運動などにより、2 […]

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「真実と修復」(ジュディス・ハーマン著)を読んでいます

 ジュディス・L・ハーマンの新たな著書「真実と修復 暴力被害者にとっての謝罪・補償・再発防止策」が3月に出版された。すでに読まれた方は多数おられるだろう。 私はまだ一通り見たという段階だが、これから何度も読んで誰かと話し […]

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『DV被害を受けた母と子の支援プログラム』のプロジェクトチームのこと

 皆さんは、「DVに曝された母子を支援するコンカレントプログラム」をご存じですか。コンカレントプログラムは、DV被害母子が共に回復するための心理教育プログラムです。フェミニストカウンセリング学会の仲間のなかにはこのプログ […]

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