7月15日のぱたぱた日記

立憲民主党の本多議員が「50歳近くの自分が14歳の子と性交したら、たとえ同意があっても捕まることになる。それはおかしい」と発言したことが大問題になりました。とても信じられない発言ですが、この発言をきっかけにいわゆる性交同意年齢の引き上げの機運が高まっているように思います。

法務省の検討会で昨年6月から議論されていた刑法改正。「性交同意年齢」はもちろんのこと、「暴行脅迫要件」「地位関係性を利用した処罰規定」「公訴時効」などなど、論点はたくさんあります。

法律は言葉も難しく、よくわからない……。でも、性暴力被害者が警察に訴えに行った際に被害届を受け取ってもらえないのは法律の不備も大きいはず。きちんと法律を改正させていくためには被害者の実態をよく知っているフェミカンに関わる私たちが、関心を持っていくことが大きな力になるのではないでしょうか。

私は今回、新理事として副代表と組織政策や出版広報の担当になりました。フェミカン学会はこれまでも性暴力禁止法をつくろうネットワークや全国女性シェルターネットと連携して活動しています。関連する活動について、できるだけ皆さまにお伝えできればと思っています。

今回は、8月10日に行われる議員フォーラムについてお知らせします。超党派の議員を招いて、刑法改正や性暴力被害者支援施策、DV法改正や共同親権の問題などについて発言を求めるイベントです。ホットな今の状況を知る機会にもなると思います。拡散も大歓迎です。

☆組織政策からのお知らせ☆

「議員フォーラム どう変える?日本のDV・性暴力対策」

2021年8月10日19:00−20:30:オンラインウェビナー

共催:全国女性シェルターネット&刑法改正市民プロジェクト

以下から申し込み受付中です。

議員フォーラム どう変える?日本のDV・性暴力対策 | Peatix

2021年8月10日19:00-20:30:オンラインウェビナー 議員フォーラム どう変える?日本のDV・性暴力対策 共催:全国女性シェルターネット&刑法改正市民プロジェク.…

※この記事は、学会、フェミニストカウンセラー協会、フェミニストカウンセリング・アドヴォケイタ―協会が持ち回りで投稿しています。