4月15日のぱたぱた日記

止まらぬコロナ禍の今、これまでの生活の継続と安全を持続するためにインターネットにまみれた時間を過ごしている。研修や会議はオンラインで、買い物はamazonや楽天で。


コロナの影響ではないけど数年前に新聞の購読もやめた。情報はネットで十分入手できるからと。そんな生活をしているうちに、何だか集中力や落ち着き感が減ってきたように感じている。


特にスマホでネットの記事は読めるのに、本を読むのが何だか苦手な感じになった。どうしてだろう?そこで、色々自分なりにその理由を考えてみた。※あくまでも私個人の所感です。


スマホで文章を読むのは、全てが横書きだ。そこに色々な広告が入ってチカチカしたり、文字が入れ替わったり。おまけにご丁寧に興味深いリンクが貼ってあり、タップするとまた興味ありそうな記事に飛ぶ。すると、また広告が上から下から出てきて、あー邪魔!と思って消そうとすると、爪の先でしかタップ出来ないような小さすぎる✖️印が!そして何度タップしても消えない。何だかイライラしつつ、くるくるスクロールしながら何とか記事を読み終えようとしている私はいつも少し興奮気味だ。

一方で本はどうか。本は基本的に多くが縦書きで、紙に触れページをめくる指の感覚を感じながら自分のスタンスで読める。もちろん広告やリンクなどの邪魔は入らないし、紙面もチカチカしない。ただそこにある縦書きの文を読む。その時をイメージしても落ち着いている私を感じる。


そんなこんなで、スマホの使用で私の脳はいつも微妙に興奮しているのだ。そしてその興奮が冷めぬうちにまたスマホを使う。継続する興奮が本を読んだり落ち着きを奪う結果になっているのだということに気付いた。

そこで、私はコントロール感や落ち着きを取り戻すべく、不用なアプリは削除し徐々にスマホの断捨離を決行した。そして本来の落ち着きを取り戻す、、、はずが、なぜか今、スマホボンディングにはまり中。何事も回復への道のりは簡単ではないのかもしれない。

※この記事は、学会、フェミニストカウンセラー協会、フェミニストカウンセリング・アドヴォケイタ―協会が持ち回りで投稿しています。