「理事達の高尚な話」がミソなんだけどなぁ~毛色が全く違うじゃん…
多分、今回のメルマガは、選挙後のやるせない憤りや、世の中の行く末やらが満載だろうと思われているのではないでしょうか。
残念!ハズレです。
今日は、めちゃくちゃくだらないことをツラツラ並べます。学会理事や両協会の理事のような高尚な話ではありません。日常の、ほんとうに些末なことです。
私の通勤時間は、ドアツードアで120分ちょっと。電車には、まるっと62分乗ります。
皆さんなら、この60分をどう使いますか。自己研鑽、社会への憤りの整理、正義のアップデート……ではなくて、人の観察、読書、寝る、何かを聞く、スマホを見る、などなど。
私は人の顔を見るのが苦手で、スマホもあまり得意ではありません。もっぱら活字を追っています。しかも、ほとんど仕事とは無関係な読み物ばかりです。
同級生の弟が書いている警察物はシリーズになっているので、欠かさず読んでいます。TVドラマにもなったりして、ちょっと誇らしいです。北海道警察を舞台にした小説も、作家が北海道出身ということもあり、自然と手が伸びます。時代物も好きかもしれません。
日本橋、深川、神田明神などの地名が出てくると、御茶ノ水で仕事をしていることもあって、ふっとタイムスリップしたような気分になります。この辺りに赤い提灯をぶら下げた夜泣き蕎麦屋の親父さんがいたかもしれない、などと想像したりします。
市ヶ谷に事務所があった頃には「帯坂」という坂がありました。「番町皿屋敷」のヒロイン、お菊さんが髪をふり乱し、帯を引きずりながら通ったという伝説の坂です。今は、日本棋院などのビルに挟まれた、緩やかな坂になっています。
今の通勤道は、お茶の水の「池田坂」。元禄の頃、池田市之丞の屋敷があったことから名付けられたそうです。ニコライ堂の西門前に上る坂で、そんなこんなで、東京は、真面目に語るより、ぼんやり眺めるほうが面白い街だと思っています。
本に戻ると、「料理を織り込んだ」系も肩が凝らず、夕飯のヒントになったり、酒屋に寄り道したくなったりします。紹介されていたトロピカルな香りの「フラミンゴ」という芋焼酎は大当たりで、切らすことはありません。パッケージも素敵です。ストレートもよし、ソーダ割もよし。思想は割れがちでも、焼酎は割ってもおいしい(笑)。今の時期なら、カブのクリーム煮なんかと合います。おすすめです。
たまには、まじめな本も読みます。
『とびこえる教室——フェミニズムと出会った僕が子どもたちと考えた「ふつう」』(星野俊樹 著)。星野さんは、友人というより息子のような年齢の方ですが、とても素敵な人です。お酒も好きで、美味しいものを作るのも上手。一緒にいると居心地がいい。この本は、LGBTQ+の講演にも持って行き、紹介しています。「みんな地続きだなぁ」と感じさせてくれる一冊です。岡野八代さん、上野千鶴子さんが推薦文を書かれています。
自宅からバス停まで、テクテク歩くこと15分。今は白梅が満開です。桜ほど主張せず、でも確実に春を知らせる。黒い幹に真っ白な花が凛と咲く姿が、なんともいい。天気がいい日は、富士山が真正面に見えます。「今日もいいことがありそうだな」と思えるだけで、だいたいの不満はどうでもよくなります。さすが霊山。
台湾リスに伴走されながら、金柑がたわわになっているお家はいつ収穫するのだろう、今日の野菜の無人スタンドには何が並ぶのだろう、などと考えながらの通勤道です。
片道2時間強、週4日の私の通勤風景でした。
※この記事は、学会、フェミニストカウンセラー協会、フェミニストカウンセリング・アドヴォケイタ―協会が持ち回りで投稿しています。

