「瀬戸内国際芸術祭2025」に参戦し実感したこと
新天地に来て、気づくと3年目に入っていた。この土地の空気、景色、関わる人たちの温かさにようやく馴染み、自分の居場所が少しずつ形になってきたことを感じています。今年は3年に一度に開催された瀬戸内国際芸術祭2025に参戦し、これまでにない経験を通じて、自分の内面に大きな変化があったと実感しています。
芸術祭は単なる観光イベントはなく、島で暮らす人々の姿や思いに触れる貴重な機会でもありました。その場所に根ざした表現も多く、この場所でなければ生まれなかったアートに一期一会だと感じました。また、作品を通して出会った笑顔、何気ない会話、道案内や手作りのおもてなしなど、人とのつながりのありがたさを強く感じました。アートが媒介となり、言葉や文化の壁を越えて心が通じ合う瞬間が幾度もあり、心が豊かになる体験で、改めて「人とのつながり」の尊さを実感した時間となりました。
偶然のようで、必然だったようにも思える今の仲間たちとの出会いもそのように感じています。一つ一つ丁寧に取り組む姿に刺激をもらい、切磋琢磨できている日常は私の大きな支えとなっていて、感謝が尽きません。
「困難な問題を抱える女性への支援に関する法律」が施行され1年。法の理念が現場にどう届き、どのように活かされているのかを見つめ直す中で、制度の運用だけでなく、地域社会の理解や協力が不可欠であることを改めて実感しています。私が所属するポポラスの大地でもメール相談を始めました。そして今年の8月初旬に、「生徒に性被害にあったと打ち明けられたら」というテーマで、県内の養護教諭の方々を対象に勉強会を実施しました。参加された先生方からは「次回の勉強会があれば参加したい」などの意見をいただき、関心の高さと対話の必要性を痛感しました。決して軽くは語れないテーマだからこそ、安心して語り合える場が大切だと感じています。これからも継続していきたいと思い、次回の勉強会に向けて準備を始めているところです。
これからも人とのご縁を大切にしながら、ここでの暮らしや活動を重ねていきたいと思います。
※この記事は、学会、フェミニストカウンセラー協会、フェミニストカウンセリング・アドヴォケイタ―協会が持ち回りで投稿しています。

